凡例:(2008年3月全面改訂:「曲線声調と日本語韻律構造」『熊本大学言語学論集7』による。)
補説:準体助詞]ノ、]トの縮約形のデフレージング
準体助詞]ト、]ノは、句音調を担うことはないが、A型のアクセント句としての核を維持する。しかし、母音を欠く異形態(n, Q)は、音節再編を引き起こし、この音節を含むアクセント句に統合されると考える。ンデス(<]ノ+デス])では、ン|デス]のようにアクセント句境界が区切られる。タッ(<]ト+ジャッ])では、タッとその活用形がジャッと同様にB型アクセント句を構成